トップメッセージ

ソラストは2017年6月29日をもちまして、東京証券取引所市場第1部への上場から1年を迎えることができました。これもひとえに、日ごろよりお世話になっている皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

当社の前身である日本医療事務センターは、1965年に日本初の医療事務教育機関として創業しました。その後、診療報酬請求業務をはじめ、医療機関の受付、会計などの医療事務全般の受託へと業務範囲を拡大。1999年に介護、2002年に保育分野へ事業領域を拡大してきました。今日では、全国で約24,000人の社員(約90%が女性)が医療事務、介護、保育の仕事に携わっています。
当社が展開しているこれらの事業は、女性の活躍、医療・介護連携、サービス業のクオリティーと生産性改善といった今の日本が直面している課題に深く関わっています。当社は「医療事務・介護・保育をもっと新しく、働く女性をもっと美しく。」という経営ビジョンの実現を通じ、様々な日本の課題に挑戦してまいります。

経営ビジョンを数字で示すと、2020年度までに売上高1,000億円、営業利益70億円の達成を目指します。
売上高1,000億円を達成する手段は、介護事業のM&Aです。多くの中小の会社に分散した介護業界では、今後の社会的ニーズに応えていくための再編が起こっています。当社の強みである潤沢なキャッシュ・フローや健全なバランスシートを活かして、積極的にM&Aを推進してまいります。
営業利益70億円を達成する手段は、生産性の改善です。当社の売上高に占める人件費の割合は約8割にも達しており、コストは人件費のみ、リソースは人のみと言っても過言ではありません。つまり、生産性を上げるための要素は人しかありません。この事実に基づいて、私たちは「人に関する施策」を行っています。具体的には、社員コミュニケーション、職場改善、フェアな評価、そして処遇改善の各分野における様々な対策です。今では、処遇改善は会社の目的の一つに位置づけています。

人材に関しても、考え方の転換を図りました。今までは、退職で空席になってから人を採用していました。これからは、業績を上げる手段として「人」を位置づけ、より良い人材を積極的に採用し、人材の入れ替えを行っていきます。
今までは、コストがかかるトレーニングには消極的でした。これからは、トレーニングを業績を上げる手段として位置づけ、業績達成のために積極的に行っていきます。また、今までのトレーニングは、外部講師に一任した画一的なものでした。これからは、業績向上のために日々の業務で何が必要かを明確にし、仕事に密着したトレーニングを行っていきます。
当社の中には、既にこれらの「人に関する施策」を実行して、素晴らしい成果を出している実例があります。それらの部署で起っていることは、「仕事が楽しい」「向かっている方向が見えてきた」といった社員の声や、社員の給与の改善、そして利益の上昇です。私たちは「人に関する施策」を徹底することで、経営ビジョンを達成し、日本のサービス業の新たなビジネスモデルを示すことができると確信しています。

引き続き皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。


株式会社ソラスト
代表取締役社長 石川 泰彦



プロフィール

1956年生まれ、兵庫県出身。大阪大学経済学部卒、スタンフォード大学経営大学院卒、MBA取得。
日商岩井(現双日)を経て、GE、日本メドトロニック、日本ストライカーでプラスチック、医療機器事業などの要職を歴任。2013年2月、当社取締役専務執行役員 医療事業本部長就任。2014年6月代表取締役副社長を経て、2015年8月、代表取締役社長就任。


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