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証券コード:6197(東証プライム)

業績概況

1.連結経営成績(2023年度 第3四半期)(百万円)

売上高 101,038百万円 2.6%増収)
営業利益 4,060百万円 17.6%減益)
EBITDA 6,539百万円 10.1%減益)
経常利益 4,081 百万円 22.0%減益)
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益 4,406百万円 64.7%増益)
売上高

介護事業において2022年度及び2023年度に実施したM&Aの貢献により、前年同期比2.6%増の101,038百万円となりました。

営業利益

例年以上の賃上げによる人件費の増加、医療関連受託事業における新規受託による立ち上げ費用の発生等により、前年同期比17.6%減の4,060百万円となりました。

EBITDA

前年同期比10.1%減の6,539百万円となりました。

経常利益

前年同期比22.0%減の4,081百万円となりました。

親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益

オフィスの統合による固定資産の減損損失や、スマートホスピタル事業及び教育事業の事業構造改革に加えて社内組織再編に伴って発生する構造改革費用等を計上したものの、介護事業において2023年6月に株式会社ソラストケア及びソラストケアネットワーク株式会社を子会社化したことに伴い、第1四半期において負ののれん発生益2,828百万円を計上したこと等により、前年同期比64.7%増の4,406百万円となりました。

2.セグメント別経営成績(2023年度 第3四半期)(百万円)

売上高構成比
医療関連受託事業

請負・派遣業務において契約の新規受託が好調な一方、2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に分類変更されたこと等によるコロナ関連業務の減少により、売上高は前年同期比2.3%減の52,836百万円となりました。営業利益は、請負・派遣業務の増収による増益等の一方、コロナ関連業務の減収に伴う減益、例年以上の賃上げによる人件費の増加、新規受託による立ち上げ費用や次世代医療事業オペレーションへの移行に伴う営業支援等のシステムの導入によるコスト等により、前年同期比7.7%減の6,129百万円となりました。

介護事業

2023年6月に株式会社ソラストケア及びソラストケアネットワーク株式会社を、2023年7月に株式会社メディカルライフケア及びポシブル医科学株式会社を子会社化するなど、2022年度及び2023年度に実施したM&Aや新規開設事業所が業績に貢献しました。また、コロナ禍の長期化により低迷したデイサービスの利用者数が改善しつつあり、売上高は前年同期比10.5%増の40,357百万円となりました。営業利益は、賃上げによる人件費の増加、M&Aに伴うデューデリジェンス費用や仲介手数料の発生、また当第3四半期において新型コロナウイルス感染症に加え、季節性インフルエンザの同時流行が発生した影響があったものの、昨年発生した介護職員・保育士等の処遇改善支援補助金の減益影響の反動等により、前年同期比3.6%増の2,252百万円となりました。

こども事業

2023年4月に認可保育所2ヶ所を新規開設したものの、2022年2月に子会社化した株式会社こころケアプランの決算期変更に伴い、前年度第1四半期において2022年2月から6月までの5か月間の業績を計上したことの反動等により、売上高は前年同期比0.5%減の7,373百万円となりました。営業利益は、決算期変更に伴う会計処理の影響のほか、新規開設した認可保育所2ヶ所に係る人件費の増加等により、前年同期比24.8%減の240百万円となりました。

その他・全社費用

教育事業は、2022年4月の診療報酬改定に伴う書籍販売数の一時的な増加の影響が一巡したこと等により、売上高が前年同期比16.7%減少しました。スマートホスピタル事業は、リモート医事サービスの顧客数の増加に伴い、売上高が前年同期比122%増加しました。損益面においては、売上高が固定費を上回ることができておらず、引き続き損失を計上しました。以上の結果、その他の売上高は前年同期比9.6%増の470百万円、営業損失は432百万円となりました。全社費用は、採用活動を積極的に進めたことに伴う求人費、IT関連投資及びシステムに係る減価償却費等が増加し、4,128百万円となりました。

3.財政状態(2023年12月末)(百万円)

資産

M&Aに伴い土地等の有形固定資産が増加したこと、現金及び預金や売掛金が増加したこと等により、資産合計は前年度末より8,118百万円増加しました。

負債

長期及び短期借入金が増加したこと、当第3四半期末が金融機関の休業日であったため社会保険料の支払いが第4四半期に繰り越されたことで未払金及び預り金が増加したこと等により、負債合計は前年度末より6,889百万円増加しました。

純資産

配当金の支払い1,887百万円や自己株式の取得1,318百万円があったものの、M&Aに伴い負ののれん発生益を2,828百万円計上したこと等により親会社株主に帰属する四半期純利益4,406百万円を計上し、純資産は前年度末より1,229百万円増加しました。

4.キャッシュ・フロー(2023年度 第3四半期)(百万円)

営業キャッシュ・フロー

税金等調整前四半期純利益6,124百万円にのれん償却額及び負ののれん発生益等の非資金項目の計上、社会保険料の支払いが金融機関休業日の影響で繰り越されたことによる未払金及び預り金の増加、法人税等の支払額等を加減した結果、4,555百万円の収入となりました。なお、前年同期は7,788百万円の収入でした。

投資キャッシュ・フロー

M&Aや固定資産の取得に伴う支出等により、2,346百万円の支出となりました。なお、前年同期は1,552百万円の支出でした。

財務キャッシュ・フロー

新規借入と借入金の返済による収支差が3,336百万円の収入となった一方、配当金の支払額1,885百万円、自己株式の取得による支出1,327百万円等により、173百万円の支出となりました。なお、前年同期は3,165百万円の支出でした。

現金及び現金同等物の四半期末残高

前年度末より2,035百万円増加し、13,892百万円となりました。

5.業績予想(2023年度)(百万円)

売上高 135,000 百万円 3.0%増収)
営業利益 5,430百万円 14.2%減益)
EBITDA 8,830百万円 6.7%減益)
経常利益 5,440 百万円 19.4%減益)
親会社株主に帰属する当期純利益 4,250百万円 33.9%増益)
1株当たり当期純利益 45.35