資料
◆財務データブック1.連結経営成績(2024年度)(百万円)
売上高 | 137,435百万円 | (1.7%増収) |
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営業利益 | 7,017百万円 | (27.2%増益) |
EBITDA | 10,127百万円 | (14.4%増益) |
経常利益 | 6,726百万円 | (20.9%増益) |
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益 | 3,960百万円 | (75.4%減益) |
- 売上高
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売上高は、医療事業、介護事業及びこども事業がいずれも堅調に推移し、前年比1.7%増の137,435百万円となりました。
- 営業利益
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営業利益においては、介護事業のコロナ禍からの回復効果や、前年度の減損損失計上に伴う償却費の減少、スマートホスピタル事業の構造改革に伴う収益性改善の影響等により、前年比27.2%増の7,017百万円となりました。
- EBITDA
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EBITDAは前年比14.4%増の10,127百万円となりました。
- 経常利益
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経常利益は前年比20.9%増の6,726百万円となりました。
- 親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益
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親会社株主に帰属する当期純利益は前年比75.4%増の3,960百万円となりました。
2.セグメント別経営成績(2024年度)(百万円)
- 売上高構成比
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- 医療関連受託事業
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売上高は、コロナ関連業務の特需が終息したことによる約13.4億円の減収要因があったものの、前年度期中に新規受注した請負業務の業績貢献と価格改定効果等により、前年比0.2%増の70,981百万円となりました。営業利益は、請負業務の増収による増益に加え、前年度に計上した想定以上の新規立ち上げ費用が業務安定により改善したこと、また、前年度に進めた次世代オペレーションへの移行で生産性が改善され販売費及び一般管理費が減少したこと等が、コロナ関連業務の減収による減益影響等を上回り、前年比2.7%増の4,418百万円となりました。
- 介護事業
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売上高は、コロナ禍からの回復基調が続いていることに加え、前年度に子会社化したポシブル医科学株式会社、株式会社ソラストケア等の計4社及び新規開設事業所の業績貢献等により、前年比2.7%増の55,337百万円となりました。営業利益は、増収による増益に加え、前年度に減損損失を計上したことによる償却費負担の減少や、介護事業所の統廃合をはじめとする効率化を進めたこと等により、前年比49.6%増の2,218百万円と大幅増益になりました。
- こども事業
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売上高は、園児数の増加等の影響により、前年比6.5%増の10,836百万円となりました。営業利益は、増収による増益や従業員の定着率向上による求人費用の減少等により、前年比30.4%増の401百万円と大幅増益になりました。
- その他
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スマートホスピタル事業においては、新成長戦略により順調に顧客数が増加し、売上高は、前年比24.8%増となりました。損益面については、第3四半期連結会計期間及び当第4四半期連結会計期間のいずれも黒字化を達成しており、2023年10月の事業構造改革以降は収益性が大幅に改善しました。以上の結果、その他の売上高は前年比18.4%増の279百万円、営業損失は20百万円となりました。
3.財政状態(2025年3月末)(百万円)
- 資産
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当連結会計年度末における流動資産は31,166百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,118百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が1,111百万円減少したことによるものです。固定資産は38,930百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,984百万円減少いたしました。これは主にのれんが1,752百万円、投資その他の資産が1,702百万円減少したことによるものです。この結果、総資産は70,097百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,102百万円減少いたしました。
- 負債
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当連結会計年度末における流動負債は22,362百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,220百万円減少いたしました。これは主に短期借入金が500百万円、未払金が917百万円減少したことによるものです。固定負債は25,050百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,081百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が4,782百万円減少したことによるものです。この結果、負債合計は47,412百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,301百万円減少いたしました。
- 純資産
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当連結会計年度における純資産は22,684百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,198百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益3,960百万円及び剰余金の配当1,844百万円によるものです。
4.キャッシュ・フロー(2024年度)(百万円)
- 営業キャッシュ・フロー
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営業活動の結果得られた資金は5,877百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益6,454百万円、のれん償却費1,656百万円、減価償却費1,452百万円及び法人税等の支払額2,106百万円等によるものです。
- 投資キャッシュ・フロー
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投資活動の結果得られた資金は347百万円となりました。これは主に、金銭の信託の解約による収入1,107百万円、有形固定資産の取得による支出415百万円及び無形固定資産の取得による支出407百万円等によるものです。
- 財務キャッシュ・フロー
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財務活動の結果使用した資金は7,335百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4,782百万円及び配当金の支払額1,844百万円等によるものです。
- 現金及び現金同等物の四半期末残高
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当連結会計年度における現金及び現金同等物は、税金等調整前当期純利益が6,454百万円となったものの、長期借入金の返済による支出、法人税等の支払額、配当金の支払額等により、前連結会計年度末に比べ1,111百万円減少し、当連結会計年度末には14,004百万円となりました。
5.業績予想(2025年度)(百万円)
売上高 | 139,450百万円 | (1.5%増収) |
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営業利益 | 6,000百万円 | (14.5%減益) |
EBITDA | 9,000百万円 | (11.1%減益) |
経常利益 | 5,800百万円 | (13.8%減益) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 3,400百万円 | (14.2%減益) |
1株当たり当期純利益 | 36.85円 |